はっきり言って短編に後書きってどうよ。とか思いつつ書いている極月です。

今回のは伏線重視で頑張ってみました。結構至らない部分もあると思いますが、自分なりに頑張れたと思います。
ただ、今回失敗したなと思ったのが一人称か三人称か良く分からない書き方。
自分、という言葉を使って、一人称のようにも思えるし、三人称にも思えてしまうという。
お陰で、屋上で女と死にそうなシーンで混乱した方もいるかもしれませんね。

そう言えばこの題名、ラビリンスゲーム、とか言ってますが、迷宮と言うか、迷路の方が正しいかもしれません。
何だかそう思いました。特に理由はありませんが。

一番悩んだのがラストです。一番最初は志摩君は死ぬ筈でした。で、次に思い浮かんだ時はちゃんと生きているという事に。
しかしまた違うラストを考え、その時はまた死ぬ筈で、まあ、最終的に生きる事になりましたが。
ラストは、途中、自分でも良く分からなくなって来たせいでコロコロ変わってしまいました。
って言うか、記憶がゴールって言うかなり強引なこじ付けをどう言う理由にしようかで四苦八苦しましたね。

後、途中に出てきた田島君。初期では、こんなキャラは出てきませんでした。
学校でふと気づいたら出てきたキャラです。それにしても、最終的に変なキャラになってしまった。

それにしても、最後の方がすらすら進んで自分でも驚きましたね。前半はかなり時間掛かったのですが、後半はすぐに書き終わりました。
もしや田島君のお陰かと思いつつ、アホかと思った極月でした。

5/26/04
極月